獨協大学 経済学部 梅原聡くん

出身校:大宮南高校

私が本格的に進路を決めて勉強を始めたのは9月からでした。

もともと学校では理系の授業を選択していて、そこから文系の大学を目指そうと思ったのが9月でした。

そのため、受験先の大学の勉強をするのが遅かったです。

なので私がまず最初に言いたいことは、目標の大学を早めに決めるということです。

よく聞く話だと思うかもしれませんが、結局これが一番大事だと思いました。

大学を調べるのを面倒くさがってしまう人がよくいます。

ちなみに私もそうでしたが、絶対に調べた方がいいです。

理由は何であれ、絶対にこの大学に行きたい!と思えないと普通の受験生なら正直やる気が出ないと私は思います。

ちなみに志望校は高ければ高い程良いです。

あとは、自分の本当にやりたいことを見つけることです。

自分の気持ちに素直に耳を傾けるというのは案外難しいことだとは思いますが、それを見つけるのが早い程、志望校も早く見つけられ、受験がより円滑に進むはずです。
次に、大事なことは、周りに飲まれないことです。

受験は他人との戦いではなく自分との戦いです。

自分の怠惰な心をいかに抑えるかがポイントです。

誘惑に負けない自分カッコイイ!

と思うくらい自分に酔って下さい。

また、模試は他人と比較しないで下さい。

他人の結果で一喜一憂している暇なんてありません。

そして、あまり学力の高くない高校だと休み時間に遊んでいることがあります。

周りに飲まれないでください。

休み時間でも一人黙々と勉強をし続けられる人が受かります。
勉強法については人によってだと思うので細かいことは言いませんが、作業のように勉強をしてやった気にならないで下さい。

意欲的に勉強するのとでは価値が全く違います。

全ての意識を今開いている教材に向けて下さい。

また、勉強をできるだけ楽しくなるように努力すべきだと思います。

私自身効率のいいやり方や楽しいやり方ができたわけではないので断言はできませんが、楽しいに越したことはないと思います。
最後に一つ、志望校は絶対に下げないで下さい。

本気で勉強をしていれば必ず伸び悩む時期があります。

そこで妥協したら今まで時間をかけて積み上げてきたものが全て崩れます。

どうか諦めないで下さい。
伝えたいことを書いただけの文章になってしまいましたが、受験は学力だけでなく人間としても成長させてくれる本当にいい機会です。

なので受験生の皆さん、途中で推薦に逃げず、受験できてラッキーくらいの気持ちで最後まで食らいついて志望校に受かってください。