埼玉県立大学 保健医療福祉学部 臼井拓也くん

出身校:松山高校

部活動:野球部

 

私は野球部に所属していました。
最初は、勉強と部活を両立させるつもりでいたのですが、想像以上に部活が忙しく、授業を聞くだけで精一杯でした。
しかし、私には現役で埼玉県立大学に合格するという目標があったので、2年の終わりに入塾し、土日の部活後少しずつ勉強を始めました。
入塾してからは、担当の方と相談しながら何から手をつけるかなど、計画を立てました。
それからは、授業の間の休み時間や昼休みも、出来るだけ勉強に費やし、土日の部活後に分からないところを先生に質問しに行きました。
しかし結果はなかなか表れず、模試の判定は無論E判定、英語の偏差値はなんと驚愕の35。
正直合格できる気がしませんでした。
そんなこんなで、夏休みがあっという間に過ぎ去りました。
県立大の公募推薦試験の約2カ月前から、そのための準備を始めました。
試験は小論文と面接なのですが、小論文の問題文が全部英語で書いてあるので、偏差値35の私は読めたらラッキーくらいの気持ちでいました。
それからの2カ月は、英語と小論文と面接だけに時間を割きました。
この塾では、小論文と面接の指導を無料でやって頂けるので、非常にありがたかったです。
試験当日は、緊張しすぎて電車の中で吐くかと思いました。
私は朝は友人と3人で行ったのですが、それでも吐きそうになるくらい緊張したので、もし一人で行っていたらと思うとゾッとします。
小論文の試験は、あまり手応えが無かったですが、面接は、受付の方や先生や友人と毎日練習したおかげで、なかなか良く出来ました。
推薦入試は、小論文に大きなウエイトがあるので、正直ダメだなと思っていましたが、奇跡的に合格することが出来ました。
今日まで支えて下さった両親をはじめ、全員に感謝したいです。
後輩のみなさんへ、伝えたいことが3点あります。
まず、ほとんどの大学の入試に英語が絡んでくるので、英語だけは毎日5分でも10分でも続けて下さい。
そうでないと、模試で偏差値35を取ることになり、大変苦労します。
次に、大学名にとらわれず、自分のやりたい事が学べる大学を目指して下さい。
偏差値や、ただ何となくといった大学選びはやめて下さい。しっかりとした目的を持って大学を選んでください。
そして最後に、第一志望校にこだわり続けて下さい。
私は、ずっと周りの友人にお前じゃ無理だと言われ続けてきました。
模試でも1回D判定が出ただけで、他は全部E判定でした。
でも、諦めずに県立大だけを目標に勉強したら、奇跡を起こせました。
模試のデータなんてあてになりません。
E判定だろうが、偏差値35だろうが、関係ありません。
絶対に諦めないで頑張って下さい。そして奇跡を起こしてください。