同志社大学 文化情報学部 金子佳弘くん

出身校:熊谷高校

この春から同志社大学に入学することになりました。堅い文章を書くのが苦手なので、高一から高三までの流れを簡単に説明します。最後に自分が受験勉強で大切だと思うことを書きます。つまらない文章ですが、参考にしてくれれば嬉しいです。一、高校に入学してから最初の中間テストでクラス十位を取る。正直、内心では余裕を感じていた。二、最初の中間から高二の夏休みまでの間でペンを握った記憶はない。サッカー部に所属していたので、サッカー漬けの毎日を過ごしていた。三、高二の二学期の中間テストはペンを持つどころか教科書すら開かなくなった。その甲斐あってかテストでは見事学年下から二十番目に入る。そこで初めて、自分はまずい状態にいるということに気がつく。しかし何から手をつければいいのか分からず、このSG予備学院に入塾。ここから授業の予習、復習と計画表に沿って受験勉強を開始する。四、こういう事を合格体験記に書いていいものか分からないが、高三の春、欅○四六というアイドルグループにはまってしまう。これのせいで勉強の時間がだいぶ削られる。五、高三の夏休み、学校側から五〇〇時間勉強をするよう課せられていたのに、部活を言い訳にし、最終的には百八十時間しかやらなかった。しかし指定校推薦を視野に入れていたのであまり気合いが入らなかった。六、夏休み明け、色々あって推薦を出すのをやめる。七、十月中旬に部活が終わる。やり切ったという思いから受験も何とかなるだろうと思っていたが、直近の模試で正答率五割を叩き出す。これにより第一志望だった同志社大学をやめ、学習院を目指すことにする。八、十一月から十二月の模試で、何回か英語九割を取る。この辺りから徐々に自信がつき始める。九、センター試験、終わってみれば七割五分という微妙な結果に。センター利用を出した立命館は落ちた。十、センター終わってからの一週間はスランプに陥る。赤本をやっても得点が伸びない。十一、次の週(私大受験の一週間前)に記念受験をしようと思っていた同志社の問題が爆発的に解けるようになる。十二、二月五日、同志社の試験日。問題は簡単に感じたが、受かっているとは思わなかった。そして十六日、合格通知が届いた。少し砕けた文章になりましたが、これが僕の高校三年間です。僕が思うに、受験勉強で大切なことは、「効率」だと思います。僕の場合、睡眠を取らないと頭が働かなくなるので、毎日二十三時に寝て六時に起きる生活を続けていました。もちろん起きている間はフル稼働の状態でヘロヘロになるまで勉強していました。また部活がある時はわずかな時間も単語帳を眺めることが合格のポイントだと思います。受験勉強はつらくて逃げたくなる時もありますが、それに耐えることができれば必ず何かが待っています。自分を律し、且つ、かけがえのない高校生活を送りながらみなさんが合格されることを願っています。