埼玉大学 教育学部 相澤遥香さん

出身校:越谷北高校

 

私は高一の頃、子供が好きで医療や健康学、精神学、栄養学に興味があったので将来はこんなことを学んで職業にしたいなと思っていました。 しかし、高校に入学してから数学と化学が苦手になってしまい、自分に理系は向いていないし、当時は部活など目の前のことで精一杯だったのでいつの間にか自分が将来やりたい学問を諦め、二年生は文系選択でぼんやりと文系の私立大学を目指そうと思っていました。
そして今はというと、埼玉大学教育学部の養護教諭養成課程に合格しました。
最初に諦めていた、子どもと関われて医療から栄養学まで学べる学科です。
そして、養護教諭はどちらかといえば理系の内容を学びます。
私は結果的に公募推薦の形で埼玉大学に合格したわけですが、苦手な数学に苦戦しながらも推薦の合否が出るまで勉強してきました。
養護教諭になると決めたのは二年生の二月頃で、三年次の選択科目が変更できる期間ギリギリの頃でした。
それまでは国立は絶対ムリと思っていたので私立文系の選択でしたが、最後の最後に自分が本当にやりたい学問に気づき、このままではだめだ。 と思ったので五教科七科目の国立選択をしました。
その上でネックだったのがやはり数学でしたが、「なんとかなる!」と自分に喝を入れました。
私が学んだのは、自分のやりたいこと、好きなことがあるなら初めから諦めないことが大切だということです。
私は一年生の時の思いを一度諦めてしまったので、私立文系でいくと決めつけて理系科目にはそこまで手をかけずに過ごしてしまったので取り返すのに苦労しました。 なので、これから目標をもったら、最初から全力でやっていこうと思いました。
推薦入試はダメ元でもチャンスがあるなら!と思って推薦枠をもらいました。
私はやるからには推薦でも生半可にはやりたくなかったので、夏ぐらいから小論文に取り組み、新聞や保健の教科書を読んで知識を増やしました。 その分、一般入試の勉強量が減り、国立組内での差が開いてきたことに不安もありました。
そういう状態がつづいたので関わりのある先輩にSG予備学院を紹介してもらいました。
私は個別で英、数の授業をとり、少しすると数学は着実に少しずつではあるけれど理解が深まり、英語は模試でも良い成績をとれるようになりました。 また、面接や小論文対策もしっかりとやってくれて、自信がつきました。
進路指導の方ではこまめに電話をくださって励ましの言葉やアドバイスをいただきました。
この合格は、先輩や友人、先生方や両親の応援や協力のおかげで手に入れることができたと思っています。
本当にありがとうございました。