東京学芸大学 教育学部 松村佳和くん

出身校:県立川越高校

 

私はこれまで受験に備えて勉強をしてきましたが、受験において最も大切なことは、どのような状況でも決して諦めないことであると感じました。

私の所属していた部活はとても忙しく、3年生の最終的な引退は9月頃の予定でした。
また、本命の大学を受験するには、センター試験で多くの科目を選択しなくてはならず、前期試験や後期試験まで見越すと、小論文や面接にまで対策を立てなければなりませんでした。
そのため、3年生に進級するとき、部活と受験勉強の両立ができるか、非常に心配でした。
しかし、先生方の丁寧な授業と指導員の方の細やかなサポートのおかげで、その両立を果たすことができました。
先生方が授業に関する質問や、課題のわからない点などを一つひとつしっかりと教えてくれたため、とても頭に入りやすかったです。

9月に入って部活を引退し、本格的な受験勉強に専念できるようになりましたが、他の受験生に比べ部活の引退の時期が遅く、センター試験の準備期間が短いため、私にとって厳しいものとなるのは必至でした。
そのような中でもくじけることなく、少しでも多くの知識を増やそうと集中し地道に努力していったことは良い経験になり、何より自信につながりました。

そして、センター試験に臨みましたが、緊張などから本来の実力が発揮できず、あまり良い手応えが得られませんでした。
この時期に上手く頭を切り換えられて2次試験の対策に取り組めたことが、本命の大学の合格につながったのではないかと思います。

第一志望への合格不合格を決めるのは、自分自身の努力と諦めない気持ちだと思います。
受験生の皆さんは自分の目標を曲げず、諦めずに努力を積んでいってください。

そして、僕を支えてくれた家族、先生方、指導員の皆さんには本当に感謝しています。
ありがとうございました。