鹿児島大学 工学部 中村勇太くん

出身校:越谷北高校

 

大学入試

その第一歩は志望校選びだと思います。

 

自分が将来やりたいことは何か、

自分の得意な科目・分野は何か、

地元がいいか、地方がいいかなど、

様々なことを考えて自分の目標を設定すること。

 

これが大切な一歩目だと思います。

 

僕は学校の中でもあまり成績が良いほうではありませんでした。

 

部活と勉強の両立もあまりうまくいっておらず、

1,2年生の頃は十分に勉強ができていませんでした。

 

ですが、1年生の最初の頃から地方の国立大学の工学部建築学科に行く、

という目標はありました。

 

だから十分な量勉強できなくても、

せめて毎日少しでも勉強するクセは

つけておくようにしていました。

 

僕が本格的に受験勉強を始めたのは3年生なってからでした。

 

まず志望校を明確に決定しました。

 

国立だからセンター試験は5教科7科目ですが、

二次試験は自分が得意な科目があるところに決めました。

 

そして、センター試験までは7科目の目標点を決めてとことんやりました。

 

 

3年生になると各予備校で模試があります。

この模試というのは最強の教材です。

 

様々な分野から問題が出題されるので、

自分の苦手な分野を見つけることができるからです。

 

だから模試を受けるときは、いい点数をとる、

というより自分の苦手な分野を発見する、という意識で臨み、

次の模試までに苦手な分野を修正する、これの繰り返しが大切だと思います。

 

しかし、苦手が分かっていて繰り返し復習しても

なかなか伸びない科目もあります。

 

僕はSG予備学院で現代文・英語の講習を受けて修正しました。
センター試験が終わってからは科目数が減るので

もっと効率よく勉強することができます。

 

志望校の過去問を模試のように使って、

解けない問題がなくなるまでやりました。

 

志望校の赤本だけだと足りないので、

同じレベルの大学の赤本を学校から借りてきて

2次試験の直前まで

模試の感覚で自分の知識の穴を埋めていきました。

 

僕は私立の大学を受けませんでした。

親孝行をしたい、

国立の試験に集中したいという思いはありましたが、

一番あったのが背水の陣。

 

ここぞというときに、

最後の最後まで全力であきらめない妥協しない。

 

そんな思いで試験にのぞみました。

 

大学入試は自分のためにするもののようですが、

僕はそれだけではないと思います。

 

支えてくれた両親・家族、お世話になった学校の先生方、

SGの方々の期待に応えるためでもあると思ってます。

 

いろんな人のおかげで今の自分があると思えば

自分の力は2倍、3倍に発揮できるのだと思います。

 

最後に、

受験はスタートが早ければ早いほどいい、

ということを伝えたいと思います。

 

僕は3年生からスタートでしたが、

もっと早く、普段から自分の目標をもって、

苦手はつぶしていくことができたら

3年生になってからバタバタせずに

じっくりとりかかることができます。

 

早めのスタートで志望校合格がんばってください。