出身校:所沢西高校
私は高校三年生の七月に入塾しました。周りの人よりもだいぶ遅めのスタートでした。その時点でぼんやりと志望校は決めていて、どう勉強していったら良いのか模索している様な状態でした。高校受験の際、塾に通わず自力で合格したので、当時は「別に行かなくても良いのではないか」という気持ちがあったのですが、SG予備学院の説明を受け、それではダメだと思い、本格的に勉強を始めました。
実際に授業を受け始めると、自分ができると思っていた所が実は理解できていなかったりして自分の力不足を痛感しました。
そんな中、担当の方に公募推薦を受けないかと言われました。一、二年の時、まだ進路をどうするか決めていませんでしたが、推薦の道も考えられるから、学校の成績は手を抜かず頑張っていたので、公募推薦を受けることができるくらいではありました。ですがこの話を受けた時、正直受けたくないと感じました。一般に向けての勉強もしながら、推薦入試対策をするなんて器用なことはできないと思ったからです。とても悩んだ末、日本女子大学の自己推薦を受けることにしました。一般受験の勉強をしながら、推薦入試での志望理由書を書いたり、小論文の練習をしたりした十月〜十一月の時期は思い返すと一番辛かったかもしれません。幸いなことに合格をいただくことができました。その後は第一志望の学校に向けて再び勉強をしました。周りにはどうしてもう受かったのに勉強するのかと言われたりしましたが、ここでやめてしまったら今まで学習してきたことが全部もったいない気がして勉強を続けました。結局、第一志望校の結果は残念に終わってしまいました。こればかりは自分の実力不足だと思います。けれど勉強を続けていった事は自分の中で無駄にならないと思いました。
この受験期間、支えてくれた友人、家族に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。推薦入試を薦めてくださった担当さん本当にお世話になりました。もし推薦入試の話をくださらなかったら今とだいぶ違った進路になっていたと思います。自分で自分の可能性を決めつけないで、挑戦していく事が大事だと思いました。いろいろな面で自分が成長したと思える年でした。