センター試験までの残り日数です。
ここからの過ごし方で人生が変わるかもしれません!
後悔することのないように、『あそこで頑張ったから今の自分がある』と20年後に振り返ることができるような125日にしましょう。
そのためにいくつか提言があります。
不安は勲章!まずもう一度最初の志を思い出そう!
この時期になると受験生は少なからず不安になるものです。
「本当に〇〇大学なんか受かるんだろうか…」
そこで志望のランクを安易に下げてしまう。気持ち的には少し楽になるのかもしれませんが、これをやってしまうと、下げた目標にすら受からなくなります。
今まで頑張ってきた受験勉強は、何のために始めたんですか?途中で妥協するなら始めからやらなきゃよかった。そうすれば不安になることすらなかったんです。
だから、その不安は高い志を持って勇気を出して1歩踏み出し、ここまで頑張ってきたからこそ生まれた『勲章』です。不安になってきたということはここまで成長してきた証です。それを放棄してしまったらここまでやってきたことを否定することになります。
それどころか、それをやってしまうと新たに目標にした“妥協大学”にすら受かりません!僕も過去に、何例も見てきました。
高い目標を掲げることはタダ(無料)でできますし、誰にも迷惑をかけません。
最後まで初心を貫いてください!
急がば回れ!
夏を過ぎると模試の点数、偏差値、志望内順位などが気になっていきます。『上がりません…』という悩みをよく聞くようになりました。どうすればいいのでしょうか。
答えは、「成すべきを成す」です。その成すべき事とは、皆さんが担当や学校の先生たちから普段言われていることです。新しい何かを始めることではありません。
やり残してきたことを片付けることに専念してください。特効薬などありません。下手なことに手を出しても、結局足りない部分に戻るだけです。急がば回れ!常に言い聞かせてください!
残り時間から逆算しよう!
今から全ての受験範囲を完璧にすることは不可能です。残り日数を考えればいかに最短距離で目標に向かうかということが非常に重要になってきます。最短距離で進む為には地図が必要です。受験生にとっての地図とは、過去問に他なりません。
そろそろ各大学の最新版の赤本が書店に並ぶようになってきますから、第二志望くらいまでは入手して時間があったら見ておきましょう。何度も見ているうちに自分にとって何がより重要かが少しずつ見えてくるはずです。
“ヤマをはる”のとは違います。これから勉強していくものに濃淡をつける程度で良いのです。それだけでも、ただ漫然と勉強していくのに比べれば、大きな差になっていきます。
さぁいよいよ佳境に突入します。
今一度、上記のようなことも含めて、諦めず、弛まず、一歩一歩目標に近づいていきましょう!!
有手