九州大学 理学部 塩原拓真さん

出身校:武蔵高校

私は文転して理転したという珍奇な受験生でした。

そのため本稿では、勉強方法ではなく、ちょっとした心構えのようなものについて書こうと思います。

さて、先程文転して理転したと申し上げましたが、私は文系科目の方が成績が良く、数学が非常に苦手だったことが原因でした。

理系は無理だと思い、文転しましたが、地学を専攻するという夢を諦めきれず、理転したのです。

理転してから、個別で数学を教わるなど、SG予備学院にはお世話になりました。

このような経験を踏まえてお伝えしたいのは、「妥協はいつでもできる」という事です。こう言い切ってしまうと語弊があって、もちろん妥協が必要な場面も存在します。ですが、妥協が必要だったかどうかは、後になってみないと分かりません。

明らかに妥協すべき時は別ですが、妥協して後悔するか、妥協せずに後悔するのかだったら、妥協しない方が後腐れがないと思います。

そして、AO入試というものがあります。AO入試は、熱意と経験と専門知識で勝負することができる場です。模試の判定が悪くとも、AOなら受かります。現に私が合格しているのですから。

高校生の皆さんは、自分の好きなことを精一杯やり尽くして下さい。それが未来を開く大きな力になります。

受験生の皆さんは、これが好きだ!これをやりたい!という気持ちを大切にして下さい。

人生は一度きりです。たかが模試の結果くらいで、後悔しながら人生を歩むのは勿体なさすぎます。

皆さんが納得のいく受験を、延いては人生を送ることが出来るように、陰ながら応援しています。

 

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