東京女子大学 現代教養学部 恒吉夏実さん

出身校:熊谷女子高校

 私の高校生活を占めていたのは部活でした。ラクロス部として過ごした日々は間違いなく私

の青春でした。しかし、同時に勉強面で不安があったので、一年生の秋頃からSG予備学院に

入りました。最初は自習室目的で、授業も受け身でした。しかし、心理学に興味をもち、本格

的に学びたいと目標が定まってからは、勉強への姿勢も変わりました。私はどちらかというと

予習偏重型だったので自然と「わからないところをわかっておく」という作業をしていたよう

に思います。わからないところは授業外でも授業中でも恥ずかしがらずに質問してください。

先生方はわかるまで丁寧に教えて下さいます。直接でもLINEやFAXでも、質問すること

でその問題の理解度が格段に上がります。

普段の授業では予習メインで復習は後でまとめてやっていましたが、模試や過去問は復習に

重きを置いていました。過去問は、月・木曜日は解く日、その他は解き直し、という風に、復

習ノートを作ってまとめたり、もう一度解いたりしました。模試も、終わったらすぐに自己採

点をして、わからなかった部分を模試ノートにまとめ直しました。模試はあくまで自分の弱点

を見つける指標となるものです。私は結果に落ち込むことも多々ありましたが、その時間は

もったいないなと感じました。モチベーションや気持ちの波は誰にでもあります。正直、私に

とって受験は自分の気持ちとの勝負でした。自分をコントロールすることが難しい時期もあっ

たからです。しかし、家族や友人、先生方の支えのおかげで何とか乗り越えることができまし

た。受験は苦しいこともありますが、人として成長できる絶好の機会でもあると思います。皆

さんも支えてくれる人々に感謝の気持ちを忘れずに、悔いなく終われるように頑張ってくださ

い。応援しています。