横浜市立大学 国際総合科学部 石渡あかりさん

出身校:市立浦和高校
部活   :ハンドボール部

受験に最も必要なものは何でしょうか。

基本的な知識、集中力、忍耐力、ライバル。

息抜きなんかも時には重要です。

そんな中で私が最も必要だったと感じたことは、試験を最高に良い状態で受けるための準備をすることです。

二年生で部活一筋の生活を送っていた私は、二年の秋にSG予備学院に入塾し、自分を少しずつ勉強モードに切り替えていきました。

試験直前期までは、ただがむしゃらに苦手克服や基礎固め、

暗記や得意科目を伸ばしたり、とにかく黙々と勉強を進めました。

しかし試験直前、センター形式の問題で思うように得点が取れないことが続き、焦った私はそれをきっかけに自暴自棄になりました。

気持ちは完全に折れてしまい、問題の内容が全く頭に入ってこない、もう文字すら読みたくなくなる…。

そんな状態の気持ちを立て直すのは、すごく辛く大変なことでした。

そんな状態になる前に誰かに相談してみる、マイナス思考を断ち切るなど、なんとかしていい状態で試験に臨むことが大事です。

気持ちは受験に、良くも悪くも大きな影響を与えます。

A判定が出ている人が油断して落ちてしまうことだってあるし、E判定の第一志望に合格した友人を私は何人も知っています。

常に強い気持ちを忘れないでほしいです。

また、自分の得意な範囲が試験に出ればラッキーだし、苦手な分野が出てしまうことだってある。

要するに入試には運的な要素もあります。

これから受験に臨む人には、試験前にはなるようになれくらいの気楽な気持ちで、試験中はとにかく全力で自分の持っているものを出し切ってほしいです。

最後に、自分を支えてくれる家族、先生、友達の存在は偉大です!

感謝の気持ちを忘れずに、大学受験の大きな壁を乗り越えてほしいです。